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SCAF(シドニー・コンテンポラリー・アートフェア)を終えて

  • Posted by: DIGINNER
  • 2023-09-19 Tue 17:32:58
  • 未分類
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オーストラリアから帰って一週間が経ちました。
シドニーのアートフェアに出展すること、海外の大きなフェアに出展すること自体が初めてのことで、右も左もわからない、未知なる状況の中、知っているお客様もいなければ、関係者もいない。参加してくれたアーティスト達も同様に、期待と嬉しさ半分、まったく知らない異文化の人々になんらかの評価を下される不安を抱えて臨んだフェアでもあった。
南半球に位置するオーストラリアの気候は冬の終わり、朝晩が肌寒く、日中は日差しが強く乾燥している。日本の春とは少し異なるが、とても過ごしやすく、幸い毎日天気にも恵まれた。
太陽の光が眩しくて自然や建造物、人々が色濃く映り、周りの色が弾けるように見えた。一抹の不安もあっという間に吹き飛んだ。
そのイメージ通り、フェア初日には満面の笑顔で迎えてくれる人、人、人、とにかく遠い国からやって来た我々をえらく歓迎してくれた。それは日本人だからと言うわけではなく、有色人種を長いこと受け入れて、多文化主義国家として成長し続けているオーストラリアだからということであろう。会場に来るお客様も多種多様で、主要言語が英語なだけで、異文化のルーツを持つ人々同士のカップルがこれでもかという程存在していた。同性愛者も然り、老若男女問わずである。
そのような人々が素直に我々の展示に興味を抱いて、様々な角度から質問が飛んでくる。この仕事を始めて、これ程面白いと思ったことはいまだかつてなかったな。一緒について来てくれたアーティストや友人も、とても楽しそうだった。作品の好みや、購入する価格帯などは日本と相違ない印象であったが、一個でも売れたらいいなと思っていた予想を上回った結果には大変満足している。そして各アーティストをプロモーションできたこと、ギャラリーを沢山の方に知ってもらえたことは何より嬉しい。もちろん反省点の方が多いし、次回出展できるなら、改善して抜かりない対策で臨みたいと思う。

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先ずは作品が無事に届いていて良かった。これを見るまでまったく安心できなかった。

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現地入りして最後まで手伝ってくれた大岡弘晃と

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高瀬きぼりお

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オーガミノリと清宮大介は忙しくて今回は断念。

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会場となったCARRIAGEWORKS(キャリッジ・ワークス)は元鉄道車両の工場をリノベした文化芸術施設。1880年代当時の床や壁、柱、鉄道を運ぶレールなどがそのまま残されている巨大施設。100店近くギャラリー が参加してましたが、広い場内と開放的な天高に一切窮屈しませんでした。

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多種多様な人々(ワンちゃんまで)で賑わう会場。平日は集客のために夕方以降は様々なイベントが行われ、毎日夜9時頃まで開放し、プレオープンから数えると5日間も行った長期フェアであった。

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日本から技技応援しに駆けつけてくれた友人家族、これは本当に嬉しかった!

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とにかく物価が高くて、ほぼ自炊してました。
スーパーに行くと日本よりも安い野菜や果物もあり、そんなの探しながら献立を決めるのが楽しかった。
きぼちゃんは毎回パスタを作ってくれたよ。優しい味付けが性格を表していたなぁ。

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最終日撤収後、毎日通った駅のホームでパシャリ。みんな疲れてなんだか顔色が異様。w

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フェア二日目から謎のウィルスに感染して体調を崩し、市販の薬を飲みながら最後までやり切ったんだが、この薬がヤバイ!飲んで一時間もすると汗が噴き出て、熱は下がるは、痛みは取れるはで、4時間くらい無敵状態になる。
記念に持って帰って来たが、2度と使うことはないだろう。

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期間中泊まっていたアパート。
街のド中心で本当に便利な場所だったけど、毎朝決まって上階に住む人の怒鳴り声で目が覚める、加えてどっかから喧しいテクノも鳴り響き小一時間くらい苦しめられた。

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とまぁ、楽しいだけのシドニー遠征ではなかったけれど、ネガティブなこともないと記憶に刻まれないので、結果超楽しかったです。共に過ごした仲間とはより深い関係になれた気がします。この歳になって他人に曝け出せるって中々ないなぁと。仕事面、体調管理も含め、失敗したことは繰り返さないよう万全な対策を練ってまた次回も必ず挑戦したい!



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