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MARIANNA MARUYAMA 個展【GUARDIAN IMAGES】@ nico park gallery

  • Posted by: DIGINNER
  • 2016-02-16 Tue 14:36:28
  • 未分類
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Marianna Maruyama/マリアナ 個展【GUARDIAN IMAGES】が現在駒沢のnico park galleryにて開催中です!

先日2月11日(祝)に行われたオープニングパーティーの模様をお伝えします。
まず急な企画展だったにもかかわらず、駆けつけていただいた皆様、ご協力頂いた関係者の皆様、誠に有難うございました!アーティスト本人も大変喜んでおりました。
既にオランダへ本人は帰ってしまいましたが、展示は3月6日(日)まで開催中なので、是非お越しください。
素敵なカフェ空間とNATIONAL DEPARTの美味しいフードもお楽しみください。
さて、マリアナの作品について少しお話します。
よくお客様に聞かれることが(布の作品について)「これは何処かの民族衣装や生地を意識して作られているのか?」と言われますが、彼女の作品はコンセプチュアルアートなので、見た目美しいという判断はなにも間違っていませんが、アイデアまたはコンセプトがより重要なので、ご説明します。
今回展示中の作品は写真4点、絵画(生地にペイント、ドローイング、縫製を施したもの)4点です。
彼女はここ数年ある儀式的な行為を至る場所で行っています。
きっかけは友人と取り組んでいるアーティストレジデンスの場所となるオスロの、とある屋敷の中で起きました。
そこは誰もが感じるほどの霊的なスポットで、美しい湖をボートで渡らないと着くことができない場所だそうです。
彼女が取り組んでいる儀式的な行為とはいわゆる除霊です。
彼女は何かの気配を感じる至る場所で縄跳びをし、ロープで霊をカットすることをしています。写真作品はそのプロセスを記録したもで、絵画作品は湖の水を聖水とし、その水で清めるがの如く、生地を染めたり、ペイントしたりしています。
何故?元は、彼女は夢の中で自覚できる明晰夢に挑戦し、最近ではいくらかコントロール出来ることも稀に起こるようになったとか...その方法は、寝る前でも、手を洗う前でもいいのですが、必ず自分の指を触りながら5本あるかを数える事だそう。その行為を儀式的にずうっと続けると、ある時夢の中で、自覚しながら指を数えているんだそうです。つまり、夢と現実は然程変わらない事を具体的に自覚する事で、霊を感じたりイメージする事もとても似ているのではないでしょうか。現実でも人々はなるべく自分を肯定し、現実からかけ離れた場所に自分を設定しがちな気がします。それはポジティブな生き方を否定するとか、現実を見なさい、などと訴える事ではなく、夢と現実は然程違いはないという事を彼女は実験しているだけなのです。
他にも彼女から説明された事や、心境も多々ありますが、とりあえず今説明した経緯を分かった上で彼女のアート作品を鑑賞して頂けると、より楽しめるかと思いまとめました。
英語で理解し、私なりの解釈になってしまい、解りづらい点が多いと思いますが、ご興味のある方は是非一度足を運んでいただければと思います。

Marianna Maruyama/マリアンナ・マルヤマ
solo exhibition
【Guardian Images】

日時:2016年2月11日(木・祝)-3月5日(日)/木曜休廊
12:00 – 19:00
場所:〒152-0023 東京都目黒区八雲5-18-16
(注;開催場所がDIGINNERではありませんのでご注意ください)
☎︎ 03-3717-6677
http://kissanico.tumblr.com/
http://www.diginner.com/

☆現在DIGINNER GALLERYにて開催中のWoody Gooch写真展【ONE BLUE IS ENOUGH】も合わせてお楽しみください!

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