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2010年08月17日 Archive
Stay indigo....LITMUS
- 2010-08-17 Tue 15:42:10
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これらの商品は日本に古くから伝わる天然藍を使った染色技法“灰汁発酵建て”で染められています。

その方法は、まず木灰に熱湯を加えて灰汁を取ります。
そこにすくも(藍の葉を刈り取り、約3ヶ月かけて発酵させたもの)と石灰、そして発酵を促す為の糖分として日本酒とふすま(小麦の殻)を炊いた物を加えます。
温度が下がり過ぎないよう注意しながら、朝晩混ぜて2, 3日すると“藍の花”と言われる泡が出てきます。
この泡が発酵してきたことの証です。

それから2, 3日掛けて灰汁を加えて嵩を上げ、液の状態を見ながら10日ぐらい経つと始めて染められる様になります。
発酵した藍は生きているので、必ず毎日掻き混ぜなければならなかったり、無理して染めすぎると藍の状態が悪くなり染まらなくなってしまいます。
また藍の濃淡は液の状態の善し悪しと染める回数で決まる為、濃くなれば濃くなるほど手間がかかります。
途中ですくもを加える事は出来ませんので、染める順番にも気を使います。

こういった手間と時間を惜しまずに、真摯に向き合わなければ得られない色、そして人の手により育まれた藍を、今の生活の中に溶け込んでいけるような物作りを心掛けています。
使い込んでいく事によリ馴染んでいく藍の色を感じていただけたらと思います。
LITMUS
JAPANESE INDIGO STYLE
STAY INDIGO.

その方法は、まず木灰に熱湯を加えて灰汁を取ります。
そこにすくも(藍の葉を刈り取り、約3ヶ月かけて発酵させたもの)と石灰、そして発酵を促す為の糖分として日本酒とふすま(小麦の殻)を炊いた物を加えます。
温度が下がり過ぎないよう注意しながら、朝晩混ぜて2, 3日すると“藍の花”と言われる泡が出てきます。
この泡が発酵してきたことの証です。

それから2, 3日掛けて灰汁を加えて嵩を上げ、液の状態を見ながら10日ぐらい経つと始めて染められる様になります。
発酵した藍は生きているので、必ず毎日掻き混ぜなければならなかったり、無理して染めすぎると藍の状態が悪くなり染まらなくなってしまいます。
また藍の濃淡は液の状態の善し悪しと染める回数で決まる為、濃くなれば濃くなるほど手間がかかります。
途中ですくもを加える事は出来ませんので、染める順番にも気を使います。

こういった手間と時間を惜しまずに、真摯に向き合わなければ得られない色、そして人の手により育まれた藍を、今の生活の中に溶け込んでいけるような物作りを心掛けています。
使い込んでいく事によリ馴染んでいく藍の色を感じていただけたらと思います。
LITMUS
JAPANESE INDIGO STYLE
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